コラム

外国人と一緒に働くと思わぬ効果が!外国人を採用するメリット

外国人と一緒に働くと思わぬ効果が!外国人を採用するメリット

外国人と一緒に働くメリットや効果とは?

外国人を採用するとき、人手不足の解消や人件費の削減を目的としがちです。

もちろん、これらも外国人を採用するメリットの一部ではあります。

実はこれ以外にも、会社や社員の成長につながる、思わぬ効果があるのです。

そこで、外国人を採用するメリットを5つご紹介します。  

 

メリット1:外国人の採用により社内が活気づく

事業が安定すると、社内がマンネリ化して社員のモチベーションが下がることがあります。

そのようなときに外国人を採用すると、社内に刺激を与え、新鮮な風を吹き込めます。

また、いいところを見せようと、張り切る社員もあらわれるはずです。

外国人と親睦を深めるために飲み会の企画も活発化。 話す機会がなかった社員同士が、飲み会を通じて仲良くなることもあるでしょう。  

 

メリット2:優秀な外国の人材を確保できる

日本で働くことを目標に努力してきた人は、優秀な人材である確率が高いと言えます。

外国で日本語は必修ではないため、他の勉強や仕事と並行して日本語を学びます。

そのため日本語の勉強を継続できた外国人は、基本的に高い学習能力を持っているのです。

また、とくに東南アジアの人々にとって、日本企業に採用されることはエリートの証。

母国で経験を積んだ優秀な人材が、キャリアアップを目指して日本企業の門をたたくケースも少なくありません。

 

メリット3:外国人採用により日本人の苦手分野をカバー

外国人を採用することで、日本人が苦手な分野をカバーできるケースもあります。

たとえば、ベトナム人はコツコツと続ける作業に対する集中力は日本人以上です。

そのため日本の若者に敬遠されがちな検品作業で、想像以上の成果を発揮することも。

また、キリスト教徒であるフィリピン人はホスピタリティー精神にあふれています。

そのため、病気の人の世話をすることを喜びとし、明るい空気をもたらしてくれます。  

 

メリット4:外国人採用により研修効果が生まれる

外国人を採用することで、日本人社員の責任感が強くなるなど、研修効果が生まれます。

日本で初めて働く外国人であったら、仕事だけではなく生活に対する配慮も必要です。

また、日本人にとって当たり前のことが、外国人にとってそうではないことが多々あります。

働き始めの外国人は、些細なことを含めて全面的なサポートを必要とします。

そうしたサポートを重ねることで、日本人社員は知らず知らずのちに成長しているのです。  

 

メリット5:海外進出のきっかけになる

海外進出を狙っている会社にとって、外国人の雇用のメリットは計り知れません。

外国人社員を採用することで、会社が対応できる言語の数が確実に増えます。

とくに進出先を母国とする外国人社員は、会社にとって貴重な戦力となるでしょう。

現地の情報収集や営業を進めるときにも、リーダーシップを発揮してくれるはずです。

営業をかける際にも、その国の出身者が働いていることで、会社の信頼感が高まります。

そこで、海外進出を目指す国を決めてから、外国人を雇用してみてもいいでしょう。  

 

■まとめ

外国人の採用を、単なる人件費の削減と位置づけると、かえって会社の負担が大きくなりかねません。

そこで、会社にどのような効果をもたらしたいのかを考え、外国人の採用計画をたてることも一案です。