コラム

外資系企業と日系企業の違い!雇用契約や給与事情とは?

外資系企業と日系企業の違い!雇用契約や給与事情とは?

外資系企業と日本企業の違いとは?

外資系企業と日系企業の違いはたくさんあるのですが、気になる「お給料と突然解雇って本当にあるの?」というところをお伝えしたいと思います。  

 

外資系企業の採用(雇用契約)

外資系は入社前に年俸やその他条件(社会保険など)を提示され、同意の上契約書を交わしてから入社します。

そのため入ってから条件が違うということはそれほど多くないと思います。

基本的に年俸を12か月で割った額が月給になります。

外資系というとノルマが厳しく、収入が大きく変動したり、突然解雇されるイメージがあるかもしれませんが、私が入社した会社では(現在2社目)ほぼありませんのでご安心ください。

 

外資系企業の給与

お給料は最初に提示された金額がしっかり振り込まれ、しかも勤務した月の月末には全額払われます。

(日系は月末締めの翌月払いが多いです)

会社の業績が良かったり個人的にパフォーマンスが認められた場合はボーナスが追加されるケースもあります。

個人を評価する制度が嬉しいですね。

但し、建て替えが多いのが気になります。

日本に総務や人事などのバックオフィスがない場合は、交通費やその他費用など月10万円ほどの建て替えが普通でした。

もちろん数か月後には確実に支払われるのですが、書類上(オンライン申請が当たり前)にて承認がなかなかされない同僚は溜まってしまい建て替えが嫌だといっていました。

給与水準は経験ありだと当然ですが高めです。(経験なしの人は安いイメージです) 同じような仕事内容でも外資系だと1.5~2倍になるというイメージです。  

 

外資系企業は突然解雇ある?

外資系企業で心配な解雇される場合ですが、こちらは数か月前から合併や業務縮小・撤退の話があるので雰囲気で分かります。

上司からも転職の勧めや心構えが話されるケースもあります。

心の準備や転職をする時間は十分あります。

転職が決まれば、1か月前に退職を伝えば大丈夫です。

退職も当然の権利なので、引き留められるケースもありますが、退職出来ないという事はありません。

ただ有給消化を利用したりもするのでしっかり引き継ぎはされないところが難点です。

外資系からの転職は意外と簡単で、常に履歴書を最新にしておき良い転職先がないか常日頃からアンテナを張っている人が多いです。  

 

外資系企業の部署移動やキャリアアップ事情

外資系は基本的に昇進や別部署に異動するという事はなく、その業務のために入社してその業務がなくなったら退職する、昇進したいのであれば次のポジションを求めて転職するというのが一般的です。

 

そのため、退職や転職にポジティブで、退職する=次のチャレンジ・ステップと捉えられています。

退職金が設定されていない企業がほとんどですが、確定拠出型年金の設定されているところが多いので上手に利用するのが良いと思いますが、私は老後に向けて地道にコツコツ貯金しています。 安定して退職まで勤めたい人には残念ながら外資系には向きませんが、私にとって業務に見合う給与がいただけるのでしばらくは辞められません。