BPOとは？委託できる仕事からメリットまで解説

BPOとは？

BPOはBusiness（ビジネス） Process（工程） Outsourcing（外部委託）の略で自分の会社の業務を外部の会社に業務の企画から設計まで、全てを一括して委託することです。自社の業務の一部を委託するのではなく、業務の分析から改善・効率化まで行ってくれるので、クラウドソーシングなどのアウトソーシングとは異なるものになります。

BPO事業に委託できる仕事は？

1. 1. コンサルティング
2. コンサルタント事業もBPO事業に委託することができます。業績の停滞や会社で起きている問題を今まで培ってきた知識や経験から、外部視点でのアドバイスや解決の切り口を提示してくれます。自社内の技術や視点では気づけない会社の問題を、専門的な知識を有する事業に補助してもらうことで発見することができます。
3. 2. コールセンター
   お客様と電話でやりとりする、コールセンターもBPO事業に委託することができます。サービス申し込みの対応から、疑問点などの質問に対して答えてくれます。ちなみに自社の商品を売り込む営業を主にした電話の業務も委託することができます。
4. 3. 人事
   採用から社員の育成・研修、給与や昇給・昇格などのお金にまつわるものまで管理するのが人事の仕事です。給与計算などの必要な仕事ではあるが、売り上げに直結しないようなものを外部に委託することで、会社として売り上げを伸ばせる仕事に時間を割くことができます。社員の教育や研修、採用などもプロフェッショナルな知識と技術から、優秀な人材の獲得や育成をサポートしてくれます。

3.BPO事業に委託するメリットは？

1. 1. ノンコア業務の削減、コア業務に専念できる
   売り上げに直結しないノンコア業務を委託できるので、コア業務に専念できます。コア業務に専念できることにより、会社の業績に直結する業務に時間を割くことができ、売り上げを伸ばすことや社員自身の能力の向上なども見込めます。
2. 2. 業務全体を一括して任せるので、気にかける必要がない
   業務設計から効果分析、改善案実行による業務効率化まで一括して任せられます。
   一部の業務だけでなく業務全体を委託するので、委託した業務に対して何も気にする必要がなくなります。ただどのような問合せや質問が多いかなど、顧客の悩みや要望を確認することは、顧客のニーズに答える上での重要なサンプルになるので、しっかりと確認するようにしましょう。
3. 3. 専門的知識や技術で顧客からの満足度も向上する
   委託されるBPO事業者もその仕事を専門として行っているので、完璧な技術でその業務を行ってくれます。その結果お客様の満足度も向上し、お客様がリピータになってくれる可能性も高くなります。

4.まとめ

BPO事業に委託することで様々なメリット受け取れますが、自社としてその業務の知識や経験を詰めないことにもなります。会社としての問題点を発見するため、事業が拡大したときに他の業務も委託したいとなった時のことも考えて、円滑にコミュニケーションを取れるBPO事業者を選ぶことが大切になってくるでしょう。