外資系で働きたい!英語のレベルはどれくらい必要?
外資系で働きたい!英語のレベルはどれくらい必要?
外資系なんだから英語出来れば入社って可能ですよね?!
英語を勉強している人にとって、得意な英語を使って仕事をしたいという希望を持っている人は多いと思います。
また就職や転職活動をする時に「得意な英語が使えるかどうか?」だけを条件に職場を選んでいる人がいます!
それは残念ながら間違っています。ごめんなさい。
外資系で働くときに英語だけを武器にするのは自分を安売りしているのと同じなのです。
では正しいアプローチ方法は?
まず英語の事は忘れてください。
英語はあくまでもコミュニケーションのツールであって、それ以上でもそれ以下でもありません。
そのため、まずは遠回りに見えるかもしれませんが、日経企業で働いて、そこでの経験を積んでから、「専門分野+英語」とするのが外資系企業にアプローチする近道です。 新卒の人にとってはかなり遠回りに見えますが、すでに日系企業で勤務経験があるあなた!は既に武器を持っているので大丈夫ですよ~
(例)法人営業+英語、インストラクター+英語、秘書業務+英語、不動産販売+英語、料理人+英語などなど。
専門性は何だっていいのです。
この時、両方の能力を足して100%の得点数で年収やポジションに直接つながるイメージです。
法人営業経験が80%で英語が20%でもいいし、法人営業経験50%で英語が50%でも構いません。
でもこの時必ず専門性が英語の能力と同じかそれ以上である事が重要です。
英語が出来なければ、外資系には入れない! と思っている方がほとんどだと思いますが、実際の外資系はピンキリで片言しか話せない人も多くいます。
但し彼らは専門性があり、業界の知識が十分なため重宝されます。
英語がペラペラでも業界の事について全くの素人はとっても悲しいけれども「ただ英語が出来る人」であって、ほとんど何の価値もないのです。悲しい。
英語を話せる人は残念ながら、とってもたーーくさんいます。
もう文法も発音も完璧で先生になれるくらいとっても上手な人がたくさんいるのです。
でも接客のプロ、カウンセラー、パティストリーの経験があって、更に英語を使おうという人は実はそれほど多くはないのです。
英語が出来るだけで、自分は特別だと思ってしまっているんでしょうか?
なぜか、通訳とか翻訳とかで、さらに英語を極めようとしてしまうようですが、そちらは需要が少なく、さらに仕事を見つけるのは困難になります。
もし将来外資系で働きたいと思っている方がおられたら、今いる業界で最低でも1年~3年は勤めてください。
出来るだけ業界全体を俯瞰して経験を積んだうえで、私はこれが出来るというのをある程度、確立してください。
それが出来てから同じような業界を外資系で探すのが最も近道だと筆者は考えます!
最低限の英語のレベル
「英語が出来る」というのは、当然ですが、かなり幅があります。
ネイティブ>ビジネス英語のみ>文法は正しく理解しているが話せない>カジュアルな英語のみ。
英語さえできれば外資系で働けるという勘違いを捨てて今持っている専門性という武器をしっかり磨いてくださいね。
TOIECは出来れば600点くらいは取れるように頑張りましょう♪